· 

コロナ感染症対策緊急支援事業「ひとり親をみんなで支えようPJ」(第1期)終了

「ひとり親をみんなで支えようPJ」と題して、NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえさまをはじめ、地元の飲食店 わだいにんぐ麿さま、富乃屋さま、産直市場よってって大和郡山店さまや、全国各地の企業や個人の方々より沢山の支援品の提供を賜り(掲載の写真はその一部です)、6月25日~9月24日まで毎週木曜日に、夕食(弁当)や食材、食料品の無料提供(配布)を実施いたしました。結果、当初想定の利用人数(延べ)780人、のべ208世帯に対して、想定を超える延べ882人、延べ337世帯、実数で29世帯に対して、夕食(弁当)の配布および食材の配布および配達を行うことができました。参加ボランティアは延べ55人でした。

実施後に無記名でのアンケート調査を行った結果、満足度は5点満点で4.96点と極めて高い評価を得ました。

 

・回答のうち78.3%の世帯が、本PJへの参加によって家庭内に変化、行動変容があったと回答されており、「木曜日はちゃんとこどもがご飯を食べてくれるようになった」、「週に一度でも夕飯を作る時間を削れるので長く働けたり、身体を休めたりとても有難い」といった経済的、あるいは肉体的な軽減効果に加えて、「毎週木曜日を子供達が凄く楽しみにしていて、前日の夜は毎回話をするようになった」、「家族内での会話が増えた」、「子供とゆっくり過ごせる機会となった」といった家族内でのコミュニケーションの増加、「子供が喜んで笑顔が増えた」などといった精神的な効果、更には「お弁当をもらいにいった時の声かけてくれる言葉が幸せでした」、「子供達が色々と子供食堂や見えないサポートしてくださっている方の事を考えるようになった」、「頼れる場所があるのはありがたい」、といった孤立しがちなひとり親家庭との人間関係の構築に大きく貢献したことがわかりました。参加のうち96%のひとり親家庭が本事業の継続を強く要望されていることから、行政(奈良県)や関連NPOに対して、支援(助成金)をお願いしているところでございます(10月末頃よりパート2実施を計画中)。本法人では、どんな中にあっても、ひととひとが繋がりあり、互いに暖かい心でたすけあう社会の実現を目指して、活動を続けて参ります。どうか引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。