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児童虐待防止の研究会に事務局長が参加いたしました

本日は児童虐待防止協会主催のChild Abuse(児童虐待)研究会に出席致しました。テーマは「養育上の困難をどう乗り越えていくか」、講師は内海 新祐先生(児童擁護施設 川和児童ホーム 臨床心理士)。様々な児童虐待を受けたこどもの行動を踏まえて、それらのこどもの養育上の困難をどう乗り越えて行くのかというお話でした。虐待を受けたこどもには、施設保護など虐待がなくなった後、「わざわざ安心感、安全感を壊す状態を引き起こす状況」を作り出す子がいる。心理学的解釈としては、自己確証過程という行動、すなわち、過去に培ってきた他者との関係性、世界に対するイメージに基づいて外界に働きかけるという。つまり、虐待を受けた子は、施設で虐待や粗暴な行動に走る。なぜなら、「不和に満ちた世界」が安心であり、虐待がないと逆に落ち着かない、破壊的に振舞うことで精神的に安心する。自ら叱責されるために問題行動を起こし叱責されて初めて安堵するのだと。そういうこども達の養育の困難をどう乗り越えて行くのか。特効薬はないが、乳幼児をなだめるのと同じ、心身の状態を推し量り、落ち着かせ、同調し、時に言葉を与えて収める、ことの繰り返しの中で、「心のよりどころ、シビアな状況でも助けてくれる他者がいるんだ」という深い確信が芽生えるように。

今なぜ虐待が増えているのか?虐待=社会、家族、人の孤立。それぞれの家族が孤立化し、社会が助け合わない人間関係になっていることが原因と。ある医学者は、医学的に「他の動物と異なり、そもそもヒトの子育ては元来、両親以外の親しい他者を巻き込みながら、社会的サポートを付与されることを前提に仕組まれている」のだと。では、さしあたり何ができるか? まずは子ども、特に赤ちゃんを疎まないこと、できればこども、赤ちゃんを大事にする社会になればと。。

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