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石川県立高校2年生より当こども食堂等を研究された論文届く

石川県トップの進学校として有名な石川県立金沢泉丘高校の2年生6人より、当こども食堂などについて研究されたいとのことで、アンケート調査に協力させていただいておりましたが、この度研究論文がまとまったとして、送付してくださいました。添付のお手紙に「子ども食堂の実際の状況などは初めて知ることばかりで、とても勉強になりました。私たちははじめ、子ども食堂の抱える問題点は食料の不足だと思っていました。しかし調査してみると、担い手の不足や認知度の低さの方が大きな問題点だということが分かりました。(中略)私たちは7月に英語での研究成果発表会を行う予定です。現在はこの研究をよりよく、世界に目を向けたものにできるよう、様々な論文を読んでいるところです」と書かれていました。

また論文の要旨には、「全国でこども食堂によるこどもへの食育支援活動が行われている中、私たちはこども食堂に対して、”貧困の子供たちの居場所”、”こどもだけのための場所”という固定概念を抱いている。また若者におけるこども食堂の認知度が低いため、将来的にこども食堂の担い手が不足し運営が困難になることが懸念される」とし、高校生を対象としたこども食堂の認知度を高めるイベントの開催を提案したいとまとめられていました。

 

本研究を通じて、将来の担う若い方々が、日本におけるこども達を取り巻く社会課題に目を向け、その解決に将来携わることを志されることを期待いたします。ご苦労様でした。