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映画「こども食堂にて」を鑑賞

いつもご支援を頂いております全国「子供食堂ネットワーク」さまよりご案内を頂き、「こども食堂にて」という映画を鑑賞してまいりました。

 

「こども食堂」というと十分な食事はとれないお子さんのための食堂というイメージを持たれている方が多いと存じます。しかし実際には子供たちに食事を提供するという役割だけではなく、子供たちやそのファミリーが抱えておられる様々な事情に寄り添い、温かく見守る「止まり木」、「ホッとできる居場所」という役割がございます。

 

こども食堂には、時にはいろいろな事情を抱えたお子さんがやってきます。私たちの身の回りの地域、社会には、ひきこもり、親からの虐待やネグレクト、親子関係の不和や、どうやって子供を育てたらいいかを悩む親御さん、母子家庭や父子家庭、社会的養護を受けて暮らす子どもたちや里親のもとで暮らす子どもたちがいます。時にそれらの子供たちがこども食堂にやってきます。

 

この映画では、こども食堂という活動を通じ、子供たちの悩みや思いを受け止め、また親や周囲の大人たちとの葛藤をへながら活動するボランティアスタッフの女子大生が、「いったい自分は子供たちのために何ができるんだろうか」と悩みつつ、それでもなんとか子供たちを温かく見守り支えたいと願いこども食堂で活動していきます。こども食堂を舞台に繰り広げられる、こども食堂スタッフと子供たち、親や周囲の福祉関係者との愛情と葛藤、奮闘を描いた素晴らしい映画です。。9/29〜10/12 アップリンク渋谷、横浜シネマリン、 10/6〜12 大阪 シアターセブンで上映中です。ぜひご覧くださいませ。